日本ミシュランタイヤは1月16日、鉱山車両用タイヤ「ミシュランXDR3」を2月3日より販売すると発表した。サイズは27・00 R 49、価格はオープン。
ミシュランXDR3は、独自のパターンおよび構造技術でロングライフとタイヤ強度増強を実現するとともに、荷重能力と走行速度が向上することで鉱山オペレーションのコスト最適化および生産性向上を実現するタイヤ。
同タイヤの特徴は「卓越した長寿命」「荷重能力向上」「走行速度向上」「タイヤ強度向上」の4点が挙げられる。
「卓越した長寿命」では、独自のトレッドパターンにより接地面のゴム量が増加、安定した接地を実現。ショルダー部のインターロッキングブロック構造が接地時のブロックを安定させ摩耗率低減に寄与している。
「荷重能力向上」では、TRA(米国Tire&Rim Association)が定めたケーシング強度と荷重能力を示す指標で、最高水準のスリースター認定を受けている。
「走行速度向上」では、最適化されたトレッドデザインにより放熱性が向上。タイヤの温度上昇が抑制されることにより、走行性能を向上させている。
「タイヤ強度向上」では、耐腐食ケーブルにより耐腐食性能が向上。タイヤ全体の強度が向上している。
鉱山では車両を止めると作業が中断されてしまうため、寿命が長く故障が少ないタイヤが必要とされる。また鉱山から採取した資源は、安全に、より多く、そして早く運搬することが求められている。