カワタは1月17日、同社機器におけるリフラクトリーセラミックファイバー(RCF)の使用状況を発表した。
同社製品のうち、脱湿乾燥機に搭載している新型コルゲート式ハニカムにRCFが含有されているが、表面に発塵防止処理が施されているので、取扱説明書に基づき同社製品を使用する場合は適用対象外となる。
ただし、コルゲート式ハニカムを分解又は粉砕する作業は粉塵が発生する為、特定化学物質障害予防規則の適用対象となる。
適用対象となる脱湿乾燥機は、DFAシリーズ、DFA―ZCシリーズ、DFBシリーズ、DFB―ZCシリーズ、DRCシリーズ、DAAシリーズの6シリーズ。
RCFは、労働者の健康障害防止対策を強化すること等を目的として2015年8月12日に公布された「労働安全衛生法施工令の一部を改正する政令」の中で特定化学物質の第二類物質として追加され、同年11月1日より特定化学物質障害予防規則の適用を受けることになっている。
なお、同社は2018年2月より、RCF不使用のコルゲート式ハニカムに随時切り替えている。