積水化学工業は1月22日、世界で最も持続可能性の高い100社「2020 グローバル100・モースト・サスティナブル・コーポレーション・イン・ザ・ワールド・インデックス(2020 グローバル100)」に選出されたと発表した。選定されたのは3年連続5回目となる。
グローバル100は、カナダのコーポレートナイツ社が、世界のあらゆる業界の大企業約7400社を対象に、環境・社会・ガバナンス(ESG)などの観点から持続可能性を評価し、上位100社を選出しているもの。
「2020 グローバル100」は1月21~24日にスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中で発表された。同社は、環境貢献度または社会貢献度の高い製品・サービスの販売によって得た収益であるクリーンレベニュー、資源・廃棄物等の管理、イノベーション能力、安全、従業員の定着率などの項目で高い評価を受けている。日本企業は同社を含む全6社が選出され、同社は日本企業のうち最上位の12位にランクされた。
同社グループは、「新次元の成長」への第一歩として、中期経営計画「SHIFT 2019 ―Fusion―」に取り組んでいる。中計名のSHIFTの「S」はサスティナブルを表し、ESG視点で持続可能な経営基盤構築を推進している。
同社は、今後も、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上により一層努め、社会の持続可能な発展に貢献していく。