6月に商品展示説明会開く 東部ゴム商組が新年会

2020年01月24日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組(山上茂久理事長)の第69回商工・関連団体新年会が1月23日、東京・帝国ホテルで開催され、会員並びに賛助会員、関連団体の代表ら259人が出席して盛大に行われた。

 冒頭、あいさつに立った山上理事長は「昨年は設立40周年であり、記念式典を無事に挙行できた。心よりお礼を申し上げる」と感謝の意を述べた。
 その上で、「運営面は若い方々に参加していただき、協力をいただいた。その結果組合の理解が深まり、将来に向けた組合の継承ができつつある。今後も次の50年に向け、着実に組合活動を遂行していきたい」と述べた。

 組合活動では、山上理事長は隔年で開催する商品展示説明会を6月に浅草で開催すると説明し、「組合にとっての情報共有の場、またビジネスマッチングの場として、さらに良い商品説明会を運営していく。ぜひ、賛助会員や組合の積極的な参加をお願いしたい」と呼びかけた。

 続いて山上理事長から本年の組合綱領「組合の英知を結集して令和時代を明るく切り拓いていこう」が発表された。草案はサクラ産業の小堀純一氏。

 次に、来賓を代表して日本ゴム工業会の池田育嗣会長があいさつし、「ゴム産業を取り巻く環境は、市場や生産拠点などのグローバル化が進む中、世界の経済や政治の動向などに大きく左右される。また、主要な客先である自動車産業をはじめ、世の中は大きな変化の時代を迎えている」とゴム産業の現状を述べ、「今後は世の中に必要とされる製品、諸外国に負けない製品を作っていくことが求められてくる。そのために、これまで以上にお客様とコミュニケーションを密にしていく必要がある。我々もさらなる努力をしていき、お客様ともっとも近い場所にいる皆様との連携や情報のフィードバックがますます重要になってくる」などと話した。
 続いて、西山博務相談役が乾杯の音頭をとり、歓談に入った。

 

あいさつする山上理事長

来賓を代表してあいさつする日本ゴム工業会の池田会長

乾杯のあいさつする西山博務相談役

全文:約801文字

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