GfKジャパンは1月28日、2019年12月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、2019年12月の販売本数は前年同月比19%減、販売金額も同19%減となった。
暖冬であったことが販売減少の主要因で、特に冬タイヤの減少が顕著で、販売本数は前年と比べ25%減となった。
サイズ別の販売動向を見ると、販売本数上位10サイズ全てにおいて3ヵ月連続で前年同月の販売を下回った。ただし、最も販売量の多い155/65/14は、同サイズを採用している自動車の増加を受け同11%減となり、タイヤ全体と比較すると縮小幅は小さかった。
タイヤ全体の税抜き平均価格は、前年同月からわずかに上昇し1万400円となった。