バルカーの2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高が365億6100万円で前年同期比5・5%減、営業利益が33億5200万円で同23・6%減、経常利益が33億7100万円で同26・1%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が23億9300万円で同22・5%減の減収減益となった。
シール製品事業については、先端産業市場・機器市場・プラント市場の各市場に向けた販売がそれぞれ減少し、売上高は241億500万円、同5・3%減、セグメント利益は25億5500万円、同28・1%減となった。
機能樹脂製品事業については、プラント市場向けが拡大したものの、先端産業市場・機器市場向け販売の減少により、売上高は100億5800万円、同6・3%減、セグメント利益は5億2000万円、同6・4%減となった。
その他事業については、シリコンウエハーリサイクル事業の受託量が四半期毎に大きく上下し、売上高は23億9700万円、同4・6%減、セグメント利益は2億7600万円、同1・6%減となった。
通期の連結業績予想は前回発表から変更なく、売上高は500億円で前期比2・4%減、営業利益は46億円で同18%減、経常利益は47億円で同18・8%減、親会社株主に帰属する純利益は33億円で同19・3%減を見込んでいる。
2020年01月30日