宇部興産は2月4日、都内で決算説明会を開催し、藤井正幸取締役常務執行役員グループCFOが20年3月期第3四半期連結決算を説明した。
売上高は4978億6700万円で前年同期比7・9%減、営業利益は254億800万円で同15・4%減、経常利益は249億4700万円で同25・4%減、四半期純利益が151億7600万円で同33・6%減。売上高は、ナイロン・ラクタムおよび合成ゴム等の販売価格の下落に加え、石炭等の販売数量減少等により減収となった。営業利益は、ナイロン・ラクタムの需要鈍化が大きく響き減益となった。
セグメントのうち、化学は、売上高が2149億円で同11・0%減、営業利益が110億円で同34・0%減。合成ゴム事業は、タイヤ用途を中心に出荷が概ね堅調だったが、「原料の
2020年02月05日