豊田合成は2月5日、2月12~14日に東京ビッグサイトで開かれるロボット技術の展示会「第4回ロボデックス」に電気で動く次世代ゴム「e―Rubber(eラバー)」を出展すると発表した。
同展では、従来のロボットにはなかったモノの形状や硬軟などを感知できる「e―Rubber触覚ハンド」を搭載し、人の代わりにコーヒーを淹れるQBIT・Robotics社のロボットシステム「バリスタロボ」を展示する。
また、1月に米国ラスベガスで開催された「CES2020」で公開したデバイス「AR×e―Rubberハプティクス」を国内で初出展する。同デバイスは、アクチュエータ機能とセンサ機能を兼ね備えたeラバーの強みを活かし、人が物体に触れたときの感触を疑似的に再現するもので、コンピュータ・グラフィックスで描かれた物体の柔らかさなどの「生々しい感触」が体験できる。5Gの普及で活用が進むAR(拡張現実)において、従来の映像(視覚)や音(聴覚)に「触覚」を付与する新技術となっている。