ユーシン精機の2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高が151億9400万円で前年同期比4・9%減となった。営業利益は16億3100万円で同14・9%減、経常利益は為替差損の計上から15億7600万円で同15・0%減、親会社株主に帰属する純利益は11億2600万円で同15・3%減となった。
当四半期については、欧州での特注機の販売が前年同四半期比で大幅に増加したが、取出ロボットの販売は前年同四半期比で減少した。また、継続して進めている業務の効率化に伴い販売費及び一般管理費は前年同四半期比で減少したものの、売上高の減少が響き、営業利益は減益となった。
通期の連結業績予想は前回発表から下方修正されており、売上高が200億円で前期比8・4%減、営業利益が23億円で同16・7%減、経常利益が22億5000万円で同19・4%減、親会社株主に帰属する純利益が15億5000万円で同18・6%減を見込んでいる。