横浜ゴムは2月7日、同社平塚製造所が3日、神奈川県とかながわ地球環境保全推進会議が主催する「令和元年度かながわ地球環境賞」を受賞したと発表した。
2009年から毎年開催している体験型環境イベント「Think・Eco・ひらつか」の取り組みが高く評価され受賞に至った。同賞の受賞は2011年にグローバルな植樹活動「YOKOHAMA千年の杜」が表彰されて以来2度目の受賞となる。
同賞は、地球環境保全に向け、特に優れた取り組みを行った団体や個人に対し、その功績を称え表彰するもので、1993年から毎年実施されている。地球環境保全活動部門、地球温暖化対策部門、かながわスマートエネルギー計画部門の3部門で構成され、同社は地球環境保全活動部門で表彰された。
「Think・Eco・ひらつか」は、地域交流と同社の環境保全活動の認知拡大を目的とした体験型環境イベントで、「みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる」をコンセプトに、環境や自然に触れる展示や催し、生物多様性パネルディスカッション、家族で楽しめるゲーム大会などを行っている。また、同県と同会議が「持続可能な社会の実現」のために推進している「マイエコ10(てん)宣言」に協力し、毎年多くの来場者が1000以上のエコ宣言をしている。
同社は、中期経営計画「GD2020」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げている。CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。その一環として平塚製造所をはじめ、各事業所でも地域交流活動や環境保全活動を積極的に進めている。