島津製作所は2月7日、同社と同社中国子会社である島津企業管理が、中国での新型コロナウイルス対策への支援として、武漢市紅十字会に義援金を人民元100万元(日本円で約1600万円)と、肺炎診断に効果を発揮する移動式のX線画像診断装置「モバイルダート・エボリューション・MX8・バージョン」を寄付すると発表した。
同装置は、X線撮影室に移動できない患者の検査にも有用な充電式の診断機器で、救急医療の場で力を発揮する。
同社は、「新型コロナウイルス関連の患者の方々の早期回復と感染の終息を祈念いたしますとともに、グループをあげて今後も支援をしてまいります」とコメントしている。