アキレスの20年3月期第3四半期連結決算は、売上高が604億8800万円で前年同期比6・0%減、営業利益が14億5300万円で同2・5%増、経常利益が17億8400万円で同5・1%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が12億6200万円で同335・3%増となった。
シューズ事業の売上高は88億6100万円で同10・7%減、セグメント損失は6億2900万円(前年同四半期はセグメント損失6億8800万円)となった。
プラスチック事業の売上高は283億6600万円で同8・5%減、セグメント利益は23億円で同8・1%減。車輌内装用資材は、世界的な自動車マーケット減速の影響を受け、国内外とも前年売上を下回った。フイルムは、医療用は北米で好調に推移したが、その他の用途で苦戦し、前年売上を下回った。農業分野は、台風被害と暖冬の影響で需要が低迷し、前年売上を下回った。
産業資材事業の売上高232億6100万円で同0・6%減、セグメント利益は16億7400万円で同11・1%増。
ウレタンは、車輌・雑貨用などは好調に推移しましたが、全体はほぼ前年並みの売上となった。断熱資材は、システム製品が倉庫等建築物件向けで好調に推移したが、ボード製品は建築向け、パネル製品は畜産向け、スチレン製品はブロックで苦戦し、断熱資材全体では前年売上を下回った。
通期の連結業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が850億円で前期比0・8%減、営業利益が17億円で同21・2%増、経常利益が21億円で同4・8%増、純利益が19億円で同461・9%増を見込む。