豊田合成は2月12日、環境活動に関する情報開示を推進する国際NGOであるCDPによるサプライヤー・エンゲージメント評価において、最高評価のAランクを獲得したと発表した。
サプライヤー・エンゲージメント評価は、企業と仕入先が連携して進める気候変動に関する環境活動を評価する調査で、「サプライヤーとの協働」「スコープ3排出量」などの評価項目により8つのランクに格付けされる。今年は調査に回答した国内外の企業約4800社が対象となった。
今回の調査で同社は、仕入先の環境活動のガイドラインを策定し、サプライチェーン全体でCO2の低減などに取り組んでいることや、スコープ3の排出量を公開していることなどが高く評価され、対象企業の上位3%(159社)に選ばれた。
同社は、豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、長期環境目標「TG2050環境チャレンジ」において、2050年までにCO2排出量を極小化するなどの高い目標を掲げている。今後も国内外のグループ会社や仕入先と一体となり、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した事業活動を推進していくことにしている。