相模ゴム工業の20年3月期第3四半期連結決算は、売上高が49億6300万円で前年同期比5・5%増、営業利益は9億8700万円で同13・7%増、経常利益は8億6300万円で同6・5%増、四半期純利益は5億4100万円で同4・2%増となった。
ヘルスケア事業は、売上高が37億4000万円で同4・8%増、営業利益は12億6000万円で同6・4%増。国内市場では市場規模でポリウレタン製コンドームがラテックス製コンドームを凌駕しつつある一方、輸出では国内外の需給を考慮しつつ、サガミオリジナル0・01を出荷し、増収増益となった。
プラスチック製品事業は、売上高が10億2000万円で同9・3%増、営業利益は6400万円で同108・1%増。自然災害によるマーケットへの影響はあったものの、継続して原油価格が安定する中で生産性の向上を図り、売上および利益とも堅調に推移した。
通期予想の変更はなく、売上高は66億円で前期比5・5%増、営業利益は12億円で同7・0%増、経常利益は11億円で同20%増、当期純利益が8億円で同44・6%増を見込んでいる。
なお、第3四半期のその他事業は、売上高が2億200万円で前年同期比1・0%増、営業損失は7800万円(前年同期は7000万円の損失)だった。
2020年02月13日