ブリヂストンは2月21日、同社が発行した「サステナビリティレポート2018―2019」が「第23回環境コミュニケーション大賞」の環境報告部門で「優良賞」を受賞したと発表した。
環境コミュニケーション大賞は、事業者の環境コミュニケーションへの取り組み促進やその質の向上を図ることを目的に、優れた環境報告書等を表彰する制度で、同社が受賞した環境報告部門の優良賞には一定水準以上の優れた報告書で、同業他社や同等の事業規模の事業者間で模範となる優良な報告書が表彰される。
同社のサステナビリティレポートでは、持続可能な天然ゴムのサプライチェーン実現に向けた同社の取り組みを開示するだけでなく、多様なステークホルダーからのメッセージを掲載するなど、さまざまなパートナーシップのもとに持続可能な調達を推進していることを紹介している。また、「環境」については2050年を見据えた長期目標と、2020年を目標年とするCO2排出量や取水量の削減目標に対する活動の進捗を掲載している。今回の受賞では、これらの取り組みが総合的に評価された。
なお、「サステナビリティレポート2019―2020」は6月の発行を予定している。
同社は2017年3月に、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」を制定し、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」という3つの重点領域や、その他責任ある企業として欠かせない基盤領域において、さまざまな取り組みを進めている。今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくとともに、その取り組みを皆様に積極的に開示していく。