クムホタイヤは2月25日、2020年iFデザイン賞の輸送機器部門を同社の2製品が受賞したと発表した。
受賞したのは、「マジェスティ9」と「ウインタークラフトWi51」で、両製品ともに日本発売は未定。
マジェスティ9は、「マジェスティ・ソルウス」の後継モデルとして最適なパターン配列とサウンドハーモニーテクノロジーを駆使し、乗り心地や静粛性を向上させたプレミアムコンフォートタイヤとなる。サイドウォールには光が当たる角度によって見え方が変わるホログラム調のデザインと、トレッド面には幾何学的なパターンと曲線を調和させ洗練されたデザインを採用している。
ウインタークラフトWi51は、先進コンパウンドと最適化された方向性パターンなどをベースにした新構造設計により、積雪路や凍結路で優れたトラクション性能とブレーキ性能を発揮する欧州向けスタッドレスタイヤとなる。高剛性センターリブデザインを採用しており、高速走行中の安定性向上にも寄与している。
iFデザイン賞は、ドイツのインターナショナルフォーラムデザインが主催する国際的なデザイン賞として67年の伝統を誇り、レッドドット・デザイン賞やIDEAデザイン賞とともに世界3大デザイン賞として知られている。審査では、デザイン、革新性、環境親和性、完成度、機能性、利便性などが総合的に評価される。
2020年02月28日