タイガースポリマー(大阪府豊中市、渡辺健太郎社長)のホース事業の19年度(19年4~20年1月)は前年並みで推移し、通期もほぼ横ばいの着地を見込んでいる。
製品別では、工場設備などに使われるダクトホースは、耐熱用ダクトホースは半導体関連向けが減速し、前年度の好調に比べると販売はやや落ちている。一方、耐油用ダクトホースはダクトホース全体に占めるボリュームは小さいものの、販売は徐々に増えているという。
土木・建築用では、昨秋の記録的豪雨で被害を受けた地域に、クリスタルホースやタイパワーホースなどのデリバリー・サクションホースと加締品を素早く提供し、災害復旧に貢献した。
また、地中電線管路の「タイレックスシリーズ」では、メガソーラー(大規模太陽光発電)向けの案件が減少傾向にあるものの、19年度は想定よりは