昭和電工は3月4日、同社グループが新型コロナウィルスの感染拡大防止を目的として次の対応を実施すると発表した。
まず、出勤時間、退勤時間については、同社は事業場ごとに、公共交通機関の混雑時間帯を勘案し、出退勤時間の変更を指示する。
次に、在宅勤務に関しては、自宅での勤務が可能な従業員については事業場ごとに在宅勤務を運用する。①公共交通機関を利用して通勤するケースは3月4日から3月15日まで。②保育所・幼稚園・小学校等の休校に伴うケースは3月2日から、春休みなど所定の長期休暇期間に入るまで。③持病を持つなど健康リスクが高いと考えられるケースは2月25日より4月末まで。なお、②のケースは、休暇(有給)を付与する場合がある。
さらに、感染症危険レベル3以上の国・地域への出張を禁止、それ以外の海外出張・国内出張(拠点間移動を伴う会議を含む)は原則禁止する。
会議・イベントについては、30人以上の規模のもの、および拠点間移動を伴うものは原則開催禁止とする。不特定多数が集まる会議・イベントへの参加を原則禁止とする。 なお、特に期間の記載のないものについて、適用期間は2月25日より4月末までとしている。