三井化学は3月3日、新型コロナウイルスの感染リスク低減、感染拡大・集団感染の防止の目的で、従来の対策に加え社内対応を強化し、東京都港区の本社業務を原則としてテレワークとすると発表した。
対象となるのは、派遣社員を含む約1300人の本社汐留地区在勤者で、3月4日から19日までの間、原則、テレワークでの勤務を行う。業務上出社が必要な場合は、職場ごとに調整し、その場合も通勤時の混雑を避けるため、フレックスタイム制度による時差出勤を積極活用する。既に適用している国内外出張の原則禁止などの取り扱いは継続する。
本社汐留地区以外の在勤者は今後の状況を見て別途判断する。
なお、他の地区の事務所や各工場はこの対応に含まず、本社地区の関係会社ではそれぞれの状況を鑑み個別に判断することにしている。