住友理工は3月5日、経済産業省と日本健康会議の認証制度「健康経営優良法人2020」で、大規模法人部門「ホワイト500」に認定されたと発表した。認定は今回で4年連続となる。
「健康経営」は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取り組みを指す。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度で同社は4年連続で、健康経営優良法人ホワイト500に認定された。
同社は、従業員の健康管理は会社の重要な役割であると認識し、健康経営の実現に向けた取り組みを推進しており、重点項目として「メンタルヘルスへの取り組み」「健康増進活動など」「受動喫煙・禁煙対策」の3点を掲げ、取り組んでいる。
メンタルヘルスへの取り組みでは、メンタルヘルス不調の未然防止研修、早期対応など総合的なメンタルヘルス対策の実施や同社復職プログラムを用いた休業者の復職支援、再発防止の実施などに取り組んでいる。
健康増進活動などでは、高齢者も元気で働けるよう年代別健康セミナーの実施や女性もいきいきと働ける健康増進活動「女性セミナー」の継続的な実施などの取り組みを推進している。
受動喫煙・禁煙対策では、労使一体となっての受動喫煙・禁煙対策推進、毎月22日(スワンスワンの日)に継続的な禁煙サポートの実施(喫煙者への禁煙勧奨)などに取り組んでいる。
同社は、従業員の健康意識を高め、いきいきと活躍できる企業グループを目指していく。