デンカは3月9日、昨年11月に公表した通期連結業績予想を修正したと発表した。
売上高は前回予想より150億円減の3850億円で前期比3・8%減、営業利益は前回予想より40億円減の310億円で同11・4%減、経常利益は前回予想より30億円減の290億円で同9・4%減、当期純利益は前回予想より20億円減の220億円で同8・3%減を見込む。
米中貿易摩擦などからクロロプレンゴム等の販売が低調に推移していることに加え、電子・先端製品などに対する新型コロナウイルス感染拡大の影響を一定程度織り込んだ結果、売上高、利益とも前回公表した予想数値を下回る見通しとなった。
なお、セグメントのうち、エラストマー・機能樹脂部門は、売上高が前回予想より90億円減の1510億円、営業利益は前回予想より20億円減の105億円を見込んでいる。
2020年03月11日