アキレスは3月10日、業務用ブーツブランド「ワークマスター」からウイルスに対応した国産インジェクションブーツ「OSM5000」に新色2色を追加し、卸売専門店およびECサイト、同社ウェブショップにて3月中旬より本格発売を開始すると発表した。
同社は、特殊薬剤をPVCに練りこみ成型し、効果が持続する抗ウイルス国産インジェクションブーツOSM5000を完成させ、昨年5月に発売を開始した。抗ウイルス性試験において、表面に付着した代表的なウイルスが24時間後には99%以上低減させることが特長で、従来の白色に今回新たにイエローとネービーの2色が追加されたことで、作業場や使用シーンによって色による履き分けが可能となった。
OSM5000は、同社の国内工場にて作られる。金属モールドの組み合わせによって出来る空洞部へ合成樹脂・PVCを注入し、ブーツを成型するインジェクション製法で、底はがれの心配が少なく形くずれも少ないことが特長となる。この製法で作られる業務用ブーツブランドであるワークマスターは、履き心地、耐久性、コストパフォーマンスに優れ、プロご用達のブーツとしてさまざまな職場で使用されている。
インフルエンザやノロウイルスなどのウイルス感染による被害は、健全な生活を脅かす脅威となっている。ウイルスは、被害が集中する冬場のみならず、1年を通して私たちの生活環境のあらゆる場所に潜み、目に見えない上に、増殖して広がる危険性がある。特に第一次産業、食品加工業においては徹底的な衛生管理と検査が必要とされる。