ブリヂストンは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置として、北米と中南米で新品タイヤを生産する計14ヵ所の工場で、3月21日から4月12日ごろにかけて段階的に操業を一時停止することを決めた。
この措置は、従業員の安全確保の観点に加え需要動向も踏まえて総合的に判断したことによるもので、新品タイヤの14工場のほか、北米と中南米にある原材料、多角化、リトレッドの各工場でも同様の措置を講じることにしている。
同社は、欧州でもトラック・バス用タイヤを製造するスペインのビルバオ工場と、乗用車用タイヤを製造するフランスのべチューン工場の稼働を3月19日までに一時停止しており、欧米の製造拠点で新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がっている。
2020年03月23日