バンドー化学は3月24日時点で新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置として、米国やドイツ、アセアンで主に伝動ベルトを生産する各拠点の稼働状況を明らかにした。
米国では、OEM顧客向けはストップしたものの、補修需要への対応で3月23~27日の稼働は継続を予定。ただし、人員の状況やOEM顧客の状況によっては、今後工場を停止する可能性もあるとしている。
ドイツでは、出勤が困難な社員対応および社員同士の感染機会を減らすため、3月23日から当面の間、在宅勤務を実施している。
インドでは、インド州政府の命令により、3月23~31日まで工場の操業を停止している。
マレーシアでは、マレーシア政府の決定に従い、3月18~31日まで操業を停止。
なお、今後の操業再開については、各地域の政府通達および主要顧客の再開見込み情報をもとに判断するとしている。