19年度手袋国内販売実績 家庭用は2年ぶり減少 消費増税後の反動減響く

2020年04月09日

ゴムタイムス社

 日本グローブ工業会はこのほど、2019年度(1~12月)の家庭用・作業用・医療用手袋の国内販売数量実績を発表した。家庭用手袋は合計8974万9000双で前年比3・7%減と2年ぶりのマイナスとなった他、作業用手袋も合計1億2998万2000双で同1・7%減と3年ぶりに減少に転じた。

 ・家庭用手袋
 家庭用手袋のうちビニール手袋の販売数量は5102万9000双で同4・1%減、ゴム手袋は2861万3000双で同4・8%減、ニトリル手袋は1010万7000双で同2・4%増となった。昨年の家庭用手袋市場は、上半期までは前年並みを維持していたものの、10月の消費増税後の反動減が影響した。また、ここ数年、極薄手袋(ディスプ)

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