129万tで2年連続減少 19年の合成ゴム出荷

2020年04月03日

ゴムタイムス社

 日本ゴム工業会のまとめによると、2019年の合成ゴムの出荷実績は、国内向け、輸出向けのいずれも前年実績を下回ったことから、合計128万8050tで前年比5・4%減となり、2年連続で減少した。

 2019年の出荷量を用途別に見ると、ゴム工業向けが62万1169tで同3・4%減、紙加工用やプラスチック用などのその他向けが19万2466tで同17・4%減となり、国内向け出荷の合計は81万3635tで同7・2%減となった。

 このうち、ゴム工業向けは、全ての用途が前年を下回った。内訳は、主力の自動車タイヤが41万1155tで同3・4%減、自動車用ゴム部品を中心とする工業用品は11万3445tで同4・8%減、防舷材・手袋・医療用品が対象のその他は8万810tで同1・2%減、履物は1万5759tで同4・8%減となった。

 また、輸出向け出荷は47万4415tで同2・1%減だった。

 一方、2019年の出荷量を品種別に見ると、BRソリッドとIRが前年実績を上回ったものの、それ以外の品種はマイナスとなっている。品種別の内訳は、SBRソリッドが48万6491tで同1・2%減、BRソリッドは30万8798tで同3・6%増、IRは

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