TOYO TIREは3月31日、輸出比率の高いタイヤ生産拠点である仙台工場の稼働を4月3~9日の間、一時休止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済活動にも広く影響が出てきており、タイヤについては現在、一時的に、世界的な需要の落ち込みが発生している。同社は、現在のところ市場から求められている在庫を十分確保できている状況に鑑み、生産調整の実施を決定した。
同社は現在、時差出勤や在宅勤務の奨励、不要不急の出張禁止のほか、大規模イベントの見合わせなど、就業時および通勤時における感染拡大の防止措置を講じているが、今後も継続して従業員、関係者の安全確保を最優先に感染拡大抑止に努めつつ、厳しい事業環境の変化に対応すべく、適宜、経営上必要な施策、最大限の努力を尽くすことにしている。