住友ゴム工業は4月3日、2020年度の住友ゴムCSR基金助成活動として、54団体を対象に総額1314万円の助成を実施すると発表した。従来開催していた贈呈式は新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から今年は中止した。
CSR基金助成活動は、環境保全や災害支援、交通安全、地域課題などの活動を行っているNPOやボランティア団体に助成するもので、事業の計画性・効果・継続性などを基準に選考している。今年は環境保全18団体、災害支援3団体、地域課題33団体に助成を実施する。
2010年に助成を開始したこの基金は、2019年度までに296団体による活動を対象に総額6915万円の助成を行った。
住友ゴムCSR基金は、2009年に従業員参加のCSR活動の一環として発足。従業員から募金を募り、その募金と同額を会社が拠出するマッチングギフト方式を採用しており、NPOを中心に展開されている、地球環境問題や社会問題解決に向けた多様なCSR活動を支援している。