豊田合成は4月6日、グループ会社である豊田合成九州が、CO2削減の一環として工場で再生可能エネルギー由来の電力を導入したと発表した。
導入するのは豊田合成九州の佐賀工場と本社工場の一部で、九州電力の再生可能エネルギー電源(水力、地熱)を活用した再エネECOプランを取り入れた。これにより豊田合成九州のCO2排出量を年間で約3600t削減するとともに、電気料金の一部が水力や地熱発電の充実に活用されることで、環境に優しいクリーンエネルギーの普及に寄与する。
同社グループは長期環境目標「TG2050環境チャレンジ」において、2050年までにCO2排出量を極小化することを目指している。これまでも各工場で、太陽光や風力といったクリーンエネルギーを活用した発電設備のほか、省エネルギーな生産設備を導入するなど、CO2削減を進めてきた。
同社グループは、環境に配慮した事業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくことにしている。