アキレスは4月6日、足元を快適にサポートするために開発されたブーツブランド「モントレ」に、ウイルスに対応した国産子供用ブーツ「モントレ抗ウイルス115」を追加し、靴専門店およびECサイト、同社ウェブショップにて4月中旬より本格発売を開始すると発表した。価格は税抜き2700円。
同社は、特殊薬剤をPVCに練りこんで成型し効果が持続する抗ウイルス国産インジェクションブーツを完成させ、昨年5月に業務用ブーツとして発売した。抗ウイルス性試験において、表面に付着した代表的なウイルスが24時間後には99%以上低減することを確認している。今回、この機能をいかした子供用ブーツを発売する。
モントレ抗ウイルス115は、金属モールドの組み合わせによってできる空洞部へ合成樹脂・PVCを注入し、ブーツを成型するインジェクション製法で、同社の国内工場にて作られる。底はがれの心配が少なく形くずれも少ないのが特長となる。ラインアップは1タイプ2色で、サイズは 14・0~21・0cm。シンプルなデザインで可愛いフォルムとなっている。重量は約215g(16・0cm/片足)と軽量になっている。
インフルエンザやノロウイルスなどのウイルス感染による被害は、健全な生活を脅かす脅威となっており、咳やくしゃみで空間に排出された飛沫に含まれるウイルスは、顔、体、衣服だけではなく重力によって足元にも落下する。そのため、床に付着したウイルスが靴などに付着し、玄関で靴を脱ぎ履きすることで室内エリアに拡散していく恐れがある。素材や気温・湿度により異なるが、付着したウイルスによっては数時間から数日間は感染能力を保持するとも言われている。