豊田合成は4月8日、クラウドやエッジのデータを活用したサービス・ソリューションを提供するウフル社に出資したと発表した。
ウフル社は、クラウド領域で数多くのプロジェクトを手がけ、IoT分野におけるサービスやソリューションの開発などにおいて、高い実績を持つベンチャー企業。
豊田合成は、中長期経営計画「2025事業計画」で「イノベーショ・新モビリティへの挑戦」を活動の柱の1つに掲げ、コア技術を活かした新領域での事業化やCASEに対応した新技術・新製品などの開発を進めている。例えば電気で動く次世代ゴムeラバーでは、薄くて柔らかい圧力センサとしての特長を活かし、さまざまなパートナーとの連携による社会実装を進めており、ウフル社とコラボレーションすることで、eラバーを通じて得られる各種データを活用し、製品やサービスのさらなる価値向上を目指していく。
豊田合成は、今後も同社のコア技術とのシナジーが期待できるスタートアップへの出資を通じ、オープンイノベーションを加速させていくとしている。