アキレスは3月30日、原材料の一部にバイオマス材料を使用した環境配慮型軟質PVCシート「バイオマス可塑剤仕様マットAM―01」(以下、AM―01)を開発し、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」を取得したと発表した。
また、同製品を使用した業界初となるバイオマスデスクマットが発売された。
「AM―01」は、植物由来のバイオマス材料を原料の一部に使用することで石油由来原料の使用量削減を図り、リデュースの促進に貢献するため新たに開発した環境配慮型の軟質PVCシート。植物由来の原材料を用いることでバイオマス度19%を実現した。
「AM―01」は、2020年3月11日に日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」(認定番号190319・バイオマス度15%)の認定を受けた。
「AM―01」を使用した最初の製品となる環境配慮型のデスクマット「バイオマス可塑剤仕様デスクマット」は、アスクルのカタログ及びWebサイトで販売中。同製品は同社が長年培ってきたデスクマット用シートの生産技術をベースに開発したもので、適度な厚み(1・2mm)とクッション性によって筆記性や捺印のしやすさの向上が期待できる。特殊な配合設計によりマットの透明性とLED光学マウスの操作性も両立させた。デスクサイズや用途に合わせて、4種類のサイズから選ぶことができる。
「バイオマスマーク」認定材料を使用したデスクマットは業界初。同社は今後もデスクマットのほか、「AM―01」を使用した環境配慮型製品の拡充を図っていくとしている。