高濃度チタンホワイトコンパウンドをはじめ、高濃度カーボンブラックコンパウンド、熱可塑性エラストマーなど高付加価値な樹脂コンパウンドを手掛けるカワイチ・テックはこのたび、自社ブランド製品(以下、KTブランド)のうち、次亜塩素酸水「KTーWATER」の無料配布を医療関係などに向けて開始した。
KTーWATERは、消毒用として使用できる次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混合した非電解の次亜塩素酸水だ。
成田市に拠点を構える同社は、外国からの受入ゲートである成田において、新型コロナウィルスで危険を感じながら作業をしているユーザーに対し業種限定で無料配布することを決定した。
今回は、医療関係やホテル宿泊業、空港関係の限定で配布していく。
配布期間は4月28日午前10時~5月30日16時とし、配布場所は同社で配布される。ただし、1日に配布する量に限りがあるため、申し込みに当たっては事前に連絡することが必要。また、現在、容器不足のため容器(ポリタンク等)を持参すうように呼びかけている。
ちなみに、経済産業省は4月15日に、新型コロナウイルス感染症に対応し家庭や職場でアルコール以外の消毒方法の選択肢を増やすため、独立行政法人評価技術基盤機構(NITE)が経済産業省の要請に応じて文献調査などを行ってきた結果、「界面活性剤(台所用洗剤等)」「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」「第4級アンモニウム塩」での消毒方法について有効性の評価を実施していくことを発表している。
同社のKTブランドは次亜塩素酸水「KTーWATER」のほか、浄水用凝集剤「KTパウダー」、プラスとマイナスの電極作用で体の痛みを和らげる「KTミニパワー」などがあり、KTパウダーは昨年にかけて多くのメディアに取り上げられ、国や企業からの問い合わせが増えている。 全文:約775文字