ゴム・樹脂手袋の主な用途は、家庭用、作業用、医療用(手術用・検診用)がある。メーカー各社はそれぞれ使用場所に応じ、高品質な製品づくりに取り組んでいる。
各種手袋の市場動向を見ると、家庭用、作業用はここ数年横ばい傾向であるのに対し、医療用の手術用手袋は微増傾向にある。
家庭用では、従来の厚手、中厚手から使い切りの極薄タイプに消費者がシフトしている。ユーザーの衛生面の意識向上と使用上の手軽さが受け入れられているためで、様々な場面で使い切り手袋の装着が定着している。
使い切り手袋については、新型コロナウイルスの感染予防の目的で、需要が急拡大している。スーパーやコンビニの店舗ではコロナ感染拡大防止対策として、使い切り手袋