早川ゴムは4月30日、早川雅則代表取締役会長が2020年春の叙勲で旭日双光章を受章したと発表した。今回の受賞では、2007年3月から2019年2月の12年間にわたり、広島県労働委員会の使用者委員として、解雇や未払い賃金などの労働紛争の解決に尽力し、正常な労使関係を構築させるなど、労働行政への功労が認められたもの。早川氏は月2回の定例会と担当した紛争処理で、広島県庁に300回以上通ったとしている。
今回の受賞にあたって、早川会長は「この度の受賞については大変光栄なことと思っております。微力ながら、社会のお役に立てたことを嬉しく思います。リーマンショック以降増加していた労使紛争はここ数年、人手不足もあり減少していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により景気が悪化し、今後増えるのではないかと危惧しています。受章者の天皇陛下への拝謁が、新型コロナウイルス感染症の拡大で中止になったことが残念です」とコメントしている。