会場風景
日本ゴム工業会は22日、東部ビル5階会議室で第8回資材関係講演会を開催した。
今回の講演は「最近のゴム原材料の需要、価格の動向」をテーマとして、加藤進一講師(㈱加藤事務所代表取締役社長)を招いて開催された。当日は約45名が参加した。
加藤講師は最近の天然ゴムのマーケット、今後の合成ゴムマーケット予想、ブタジエンによる合成ゴム値上げ、ナフサ、ブタジエンリンク価格などのゴム原材料の需要、価格動向について、プロジェクターを使用しながらわかりやすく解説をした。加藤講師によると、今後の合成ゴムマーケット予想ではSBR、BRはタイヤの好調のなか、非タイヤ向けはSBR、BRは過不足なし。中国の減速が強まったても、タイヤ向けSBRの出荷が増えるため、国内ではSBR、BRは余らずと予想している。