東レは5月29日、同社グループが新型コロナウイルス感染拡大による医療用ガウンの国内需要逼迫を受けた日本政府からの要請に基づき、1回使用の医療用ガウン(アイソレーションガウン)の厚生労働省への納入を決定したと発表した。
必要な数量を短期間で確実に現場へ届けることを目的に、同社グループが有する日本国内のサプライチェーンを最大限に駆使して、5月から6月にかけて合計110万着を生産する予定。
同社グループは、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」に基づき、社会貢献を企業の目的の最優先事項として事業に取り組んでいる。同社は今後も、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府の策定する行動計画に基づき必要な対策を実行するとともに、早期の終息およびその後の社会と経済の発展に全社を挙げ力を尽くしていくとしている。