新会長にブリヂストン東氏 タイヤ公取協が通常総会

2020年06月05日

ゴムタイムス社

 タイヤ公正取引協議会は署名審議による第40回通常総会を実施し、新会長にブリヂストンの東正浩代表執行役副会長を、新副会長に横浜ゴムの山石昌孝代表取締役社長を選任した。西潟幸雄氏(アウトバーン代表取締役社長)は副会長に再任された。
 総会では、第1号議案令和元年度事業報告および収支決算、第2号議案令和2年度事業計画案および収支予算案、第3号議案のタイヤ公取協決算における繰越金の取扱い等について審議し、いずれも原案通り承認可決した。
 令和2年度事業計画については、会員企業及び業界の景表法、独禁法のコンプライアンス体制の支援強化を進めるとともに、時代に即した新たな課題解決に取り組むとしている。具体的には、事前相談、審査・調査、研修啓発、課題対応の4つに区分し事業を行う。
 事前相談では、事前相談の利用促進や重大違反事案の発生時の相互連携を行う。審査・調査では、性能データーの審査、表示実態調査・指導に取り組む。研修啓発では、景表法、独禁法などの研修活動を実施するとともに、課題対応については、オールシーズンタイヤ、インターネット販売対応、生産性向上などを取り組むとしている。

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