昭和ホールディングスの20年3月期連結決算は、売上高が154億7963万円で前期比3・1%増、営業利益は1億3178万円の損失(前年同期は9億6835万円の利益)、経常利益は7億434万円の損失(前年同期は5億1884万円の利益)、当期純利益は6億265万円の損失(前年同期は3億1166万円の損失)となった。
セグメントのうち、ゴム事業は、売上高が15億7382万円で同5・5%減、セグメント利益は1億1138万円の損失(前年同期は7396万円の損失)となった。日本国内の機械設備向けの工業用ゴム部品や耐食材の受注が低調に推移したことにより減収減益となった。一方、海外事業においては、ベトナムでのゴムライニング現地施工に各国からの引き合い案件数が増加しているため、アジアに成長を求める改革を今後も続けていく。
21年3月期の通期予想については、グループを取り巻く事業環境は常に大きく変化しており、近年子会社等が増加したことや各国のマクロ経済情勢の影響下での事業状況をさらに詳細に精査する必要があることなどから、公表していない。