JSRは6月16日、「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参加したと発表した。
同宣言は、新型コロナウイルス感染症の蔓延終結を目的とした開発・製造などの行為に対して、保有する知的財産権を一定期間行使しないことを宣言するもの。これにより、知財権の調査やライセンスの許諾交渉に関わる期間・費用を削減し、医療機器や感染防止の製品等の開発・製造・流通を速やかに行うことが可能となる。
同社はMaterials Innovationの企業理念の下、新型コロナウイルス感染症の脅威に対して技術と知恵を結集し一丸となって対応していくとしている。