アクリロニトリル生産能力　19年末で51万７０００ｔ

　経済産業省は、昨年12月末時点のアクリロニトリル各社の生産能力をとりまとめて発表した。

　それによると、昨年12月末時点のアクリロニトリルの生産能力は合計で51万７０００ｔとなり、前年より１０００ｔの増加となっている。

　各社の生産能力は、旭化成が20万ｔで首位。次いで三菱ケミカルの19万６０００ｔ、住友化学の６万１０００ｔ、昭和電工の６万ｔと続いており、各社の生産能力は昭和電工が前年から１０００ｔの増加となった以外は変動がなかった。

　なお、この調査では生産能力をより的確に把握する観点から、調査時点で休止しており、かつ調査時点以降１年以内に再稼働する予定がない設備は、生産能力から除いて計算している。