塩化ビニル樹脂生産能力 19年末で192万9000t

2020年08月13日

ゴムタイムス社

 経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂各社の生産能力をとりまとめて発表した。

 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂の生産能力は合計で192万9000tとなり、前年と同一となっている。

 各社の生産能力は、大洋塩ビが57万tで首位。次いで信越化学工業の55万t、カネカの36万9000t、新第一塩ビの17万5000t、東亜合成の12万t、徳山積水工業の11万7000t、東ソーの2万8000tと続いており、各社の生産能力は前年と変動がなかった。

 なお、この調査では生産能力をより的確に把握する観点から、調査時点で休止しており、かつ調査時点以降1年以内に再稼働する予定がない設備は、生産能力から除いて計算している。