三井化学は7月6日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスク着用が日常化しマスク需要が増加していることから、同社100%子会社のサンレックス工業にて、マスク用ノーズクランプ(商品名「テクノロート」)の生産設備を増設すると発表した。完工は2020年10月予定。
これにより、同社グループのマスク用ノーズクランプ生産能力は2・5倍(年産マスク30億枚相当)になる。なお、今後のマスク需要動向により、マスク用ノーズクランプ生産設備の更なる増設も検討する。
同社は、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、マスク用ノーズクランプのみならず、マスク用不織布(商品名「シンテックスMB」)、アイソレーションガウン用不織布(商品名「PS―105―GW」)の供給体制も引き続き強化していくとしている。