ブリヂストンは7月8日、同社グループ会社であるブリヂストンタイヤジャパン(BTJ)の社名を、10月1日付でブリヂストンタイヤソリューションジャパンに変更すると発表した。
ブリヂストンタイヤジャパンはタイヤを中心とした卸販売事業に加え、成長事業であるソリューション事業を新設し、2つのビジネスユニットに再編する。
これにより、基盤となる卸販売事業で断トツのブランド力・商品・サービスネットワークを活かした収益性・効率性の向上を実現しつつ、ソリューション事業では、同社独自のビジネスプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」の展開を加速させる。
2021年1月の本格稼働後には、生産財系では、グループ会社であるWebfleet Solutions(オランダ)と連携し、サブスクリプションモデルベースのフリートソリューションを運送事業者などへ提供する。
消費財系では、最終顧客に直接つながるサブスクリプションモデルを含めたプレミアムEコマース事業を展開、強化する。
また、CASEやMaaSに象徴されるモビリティの進化を支え、MaaSオペレーションとオープンに繋がりシステム価値を提供する、「MaaSソリューション」など、新しいビジネスモデルの開発・実証活動を推進する。