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本紙が「2020年の景気見通しと業績予想」と題するアンケート調査で85社から回答を得たところ、今年度の業績は約6割弱の企業が「減収」「減益」を見込んでいる。
◆20年度の業績予想(売上)
20年度の業績予想に関する設問では、売上高について、「増収」と回答した企業が15・0%、「横ばい」が22・5%、「減収」が62・5%となり、約6割弱の企業が減収を見込む結果となった。
昨年の調査では「増収」が24・6%、「横ばい」が54・1%、「減収」が21・3%。増収と横ばいが減り、減収を見込む企業は41・2ポイント増加したことになる。
◆増収の要因について
「増収」と予想した企業に主な要因(複数回答可)を尋ねたところ、「内需の回復」「販売体制・戦略の強化」がともに23・5%で最多。次いで「新規事業・製品が貢献」「価格改定」がともに17・6%という結果となった。「販売体制・戦略の強化」は昨年調査でも「新規事業・製品が貢献」と並んで首位となっている。景況感が冷え込む中でも、自社努力により
2020年07月20日