デンカは７月15日、社員の住環境を整備しワークライフバランスの向上を図るため、新潟県糸魚川市にある青海工場の新独身寮を竣工したと発表した。
総部屋数１０８室を有する新独身寮は、全室南向きで床材には明るい木目調のシートを使用している。スキー板等の長物も収納可能なウォークインクローゼットを設け、高速通信環境を整えることでさらなるテレワーク環境にも対応する。
共有スペースとして食堂、大浴場の他、各階にコミュニティスペースを兼ねたランドリーを設けており、次世代を担う社員のコミュニケーション活性化や日々の生活の健康増進を通じて、ワークライフバランスの向上と仕事へのモチベーションアップを推進する。さらに、地域に根ざした施設として敷地内にコミュニティ広場を設け、地域行事の催し場所や災害時の避難先としても機能する。
同社は経営計画「Ｄｅｎｋａ Ｖａｌｕｅ―Ｕｐ」に掲げる成長ビジョンの中で「Ｓｏｕｎｄ Ｇｒｏｗｔｈ／働き方改革推進による健全な成長の実現」を目指している。「健全な成長」の実現のためには働く人の幸せの追求が不可欠であることから、今後も多様な働き方の実現に向けた施策を検討し、持続的な成長を目指していくとしている。
青海工場新独身寮外観
独身寮の食堂スペース
