クラレは7月21日、アパレルやスポーツブランドなどと素材サプライヤーをつなぐ現在開催中の見本市「ザ・デジタル・マテリアル・ショー」に出展していると発表した。毎年ポートランド(米国)で開催されていた展示会が、今回、オンライン形式で開催されている。
展示製品は、人工皮革(クラリーノ)、面ファスナー(マジックテープ)、(フリーマジック)、熱可塑性エラストマーを使用したメッシュフィルム・不織布、衝撃吸収繊維、スエード調織物、坑ピリング性ポリエステル生地、ポバールフィルム製の環境対応型包装資材など。
「ザ・デジタル・マテリアル・ショー」の開催期間は、現地時間では7月20日10時~8月15日17時(PDTアメリカ太平洋夏時間)、日本時間では7月19日18時~8月15日1時。展示製品は2D、3Dの写真で閲覧可能で、チャット機能等によるオンラインでソリューションを提案する。入場料は無料。言語は英語・日本語・中国語。
同社は、米国での展示会に日本にいながら参加が可能で、世界中のアパレルメーカー、ブランドオーナーと商談ができることから出展を決めた。今後は、同社グループのさらなるブランド認知の向上を目指すとしている。