4月建設機械出荷 16カ月連続で増加

2011年07月04日

ゴムタイムス社

日本建設機械工業会による4月の建設機械出荷金額統計では内需は346億円で23%増加、外需は1113億円で23・7%増加、総合計では1459億円で23・6%の増加となっている。この結果、内需は2カ月ぶりの増加、外需は16カ月連続の増加となり、総合計では16カ月連続の増加となった。
内需について機種別に見ると、トラクタ21・9%増加(36億円)、油圧ショベル28・3%増加(76億円)、ミニショベル131・4%増加(44億円)、油圧ブレーカ・圧砕機55・7%増加(8億円)、その他建設機械71・8%増加(35億円) の5機種と補給部品14・4%増加(80億円)が増加し、内需全体では23%の増加となり、震災以降の復興需要も含まれ堅調に推移している。
外需についても建設用クレーンと出荷実績のなかったトンネル機械を除く8機種と補給部品が増加し、外需全体では23・7%増加。中国、アジア(中国除く)、オセアニアと中近東が減少したものの、欧州が17カ月連続で増加、北米が12カ月連続で増加するなど、5地域が増加し、外需全体では23・7%増加した。