日本ゴム工業会・ゴム板部会がまとめた20年1~6月のゴム板の生産・出荷実績によると、合計生産量は8638tで前年同期比12・9%減、出荷量は8671tで同12・7%減となった。
自動車を始め半導体関連、土木関連など幅広い産業分野に使われるゴム板は、「景気のバロメーター」と言われる。その中で、今年上半期は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発出に伴い、国内製造業で工場の生産を一時停止する動きが相次いだ。これを受け、ゴム板の生産量・出荷量も低調に推移し、5月のゴム板生産量は1074tで
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