日本ポリプロは8月3日、同社とタイのIRPC・パブリック・カンパニー・リミテッド(「IRPC」)とがアセアン地域における自動車関連向けポリプロピレンコンパウンド事業を8月より合弁形態で運営することを開始したと発表した。
3月4日付「タイにおける合弁会社発足について」により、同運営については発表されていたが、今般、関係各国における競争法の手続が完了し、今年8月より合弁会社の運営を開始する。
合弁会社の会社名はMytex Polymers (Thailand) Co., Ltd。資本金は1億2000万タイバーツで、資本構成は日本ポリプロが50%、IRPCが50%で、ポリプロピレンコンパウンド製品の生産及び販売を行う。社長は平井真氏。
同社とIRPCは、同合弁会社の運営において、インラインコンパウンド設備や、両社の製造及び知的財産を含む技術資源等の強みを活用することで、技術力、マーケティング及びコスト競争力の強化を進め、アセアン地域の自動車関連市場へのさらなる拡販を図っていく。なお、合弁会社は引き続き、日本ポリプログループの一員として、グループ各社と共同で、顧客の要望に応えていくとしている。